【トークショーまとめ】SHOWROOM前田裕二×インフォグラフィック・エディター櫻田潤 「ノート活用法」
こんにちは、スギヘイです。
今日は金融や投資の話から少し離れて、メモ術やノート活用法についてです。
先日開催されたトークショーに参加したので、備忘録的要素が強いですが、その内容と感想について書いていきたいと思います。
参加したトークショーはこちら。
NewsPicksアカデミア会員向けのイベントだったのですが、会員以外の人も立ち見OKということで参加してきました。
立ち見で参加してきた。
— スギヘイ (@sugi_invest) 2018年4月5日
主観と客観を分けて考える、抽象化する練習、何よりも継続すること。
メモ術とか方法論ではなくメモする姿勢なんだなぁと。
#NewsPicksアカデミア pic.twitter.com/OrhFsSUp8F
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なぜ参加したのか?
SHOWROOM 前田さんのノート術をNewspicksで見て以来、取り入れているからもっとその内容について知りたかった
さらに最近関心のある図解で注目されている櫻田さんとのトーク
これは参加するしかない!と思い、残っている仕事を翌日にぶん投げて参加してきました
前田さんのノート術について
・NPの記事で前田さんのノート術を見てこれは実践したいと思った
⇒こちらのブログでノート・メモ術を詳細に説明しているのでご参考に
・自分の実践状況について
<更新予定>
トークショーの構成と印象に残った内容
●テーマ①:ノートの活用法について
・手書きのハッシュタグ
櫻田さんはアナログノートを書くときにもハッシュタグ「#」をつけているらしい
「ハッシュタグをつけない情報は価値がない」
「自分の考えている概念や情報にタグをつけるのは大事」
ただ、アナログノートでハッシュタグつけても検索性が低いということで、昔、前田さんが証券会社時代に実施していた方法がこちら↓
アナログノートのラベリング法!
— 柴山 由香 yuka shibayama (@yuka_lab12) 2018年4月5日
前田さん証券会社時代のやり方。罫線のノート📓とラインマーカー。一番後ろのページに一行毎項目を書く。
対応する形でノートの横に色を塗る。
アナログノートでもパッとタグ検索できる!#NewsPicksアカデミア pic.twitter.com/nmq5WcH9Ud
◎なるほど、共通する項目(タグ)やテーマが多い場合、検索の必要性が高い場合はこれ使えるかも。
「◎」には自分の感想などを書いてます(前田さんのノート術を参考にしました)
引用はセリフなら「」、文章なら””を使うなど、客観(事実)と主観(感想)を区別できるようにして記録していく。
・フロー用ノートとストック用ノート
櫻田さんは普段ノートを3冊使っているらしい。
①フロー=TODOやアイデア、気づきを日々書いていくいわゆるメモ帳
②ストック=調べた事などをきれいにまとめる、アウトプット用
③フローとストックの中間=フローからストックへ書く時の中間
●テーマ②:なぜノートをとるのか
・前田さんの3分割ノート(ブログ記事参照)
「思考回路がこのままでノートで可視化するとこうなる」
「主観と客観を分けて書くようになったのがきっかけ」
⇒客観は事実や情報をそのまま書く=それだけだと板書と同じ。それだけでは付加価値がないので、主観を加える。主観は例えば考えたことや疑問を書き込む。アウトプットを書き込む。
「色で主観(緑)、客観(赤)を分けて、ハコで事実・抽象・具体を分ける」
⇒緑の主観が少ないノートだと危機感を覚えて、埋めようと思う仕組み
◎事実を抽象化して、その仮説を検証するとともに、ほかに転用できないかを考える。そして行動に落とし込む。
◎難しいけどこれは定着させたい。
NewsPicksでおなじみの前田さんのノート術のお話が始まりました。
— Shunpei Miura/すーぱーSE (@itpro_se) 2018年4月5日
標語、ファクト、抽象化、転用(緑:主観、青:やや重要・引用、赤:重要・客観)のフレームワーク設定とルールがかなりシステム化されていて、自分に対して強制力を働かせる仕組みになっているとのこと。#NewsPicksアカデミア pic.twitter.com/BoheEO2hm4
ノートに主観を入れる。
— Yuka Shuzui (@yuu8279tapwtapw) 2018年4月5日
抽象化を書く箱をつくる。
色で主観と客観を切り分ける。
一言でいうと何かを書く。
自分で考える強制力を働かせるノート。
思考のトレーニングは、こんなところでもできるのか…!#NewsPicksアカデミア pic.twitter.com/2hf95sObhO
・サマライズする能力=本質思考力
標語=サマライズする練習
「世の中やビジネスはすごい複雑。複雑だけど要らないものを削ればシンプル」
「1時間のMTGや対話ごとに、それを一言で表すと何か?を考える、そして標語として一言で表す」
「短い時間の中で、本質に近いことを、エッセンスにまとめて言う」=エレベーターピッチ
・櫻田さんのノート:表現やフォーマットは違うが同じ
「文章を自分化するために、図式やチャート、絵にしてまとめる」
「主観や引用などを自分のフォーマットで表現」
◎書き方や記号のつけ方などはそれぞれ違う形式でしたが、共通していたのは、主観と客観に分けていたこと。そして、主観(事実を見て感じたこと、考えたこと、疑問など)をしっかり記録していること。
◎インプットだけでなく、アウトプットも意識してどちらかに偏らない仕組みを作る。
●質疑応答
・ファクト⇒抽象化、抽象化⇒転用のコツは?
「人に伝えるアウトプットの機会を増やす」
「抽象化する練習は起きている事象の背景を考える、なぜ?と深堀りしていく、共通項をグルーピングしていくなど」
「求められたときだけでなく、日々の生活でも実践して考えていく」
◎深堀りする質問のパターンにはどんなのがあるか?
抽象化=なぜ? 転用=〇〇かも?〇〇できるかも?〇〇したらどうか?○○するとどうなるか?
どう実践していくか
・フロー用とストック用のノートを使い分ける
現状はフロー用を「ゼロ秒思考のA4メモ」、ストックに関しては「ほぼ日」を使用しているけど、フローからストックへの変換がうまくできていないと感じたので今後改善していきたい。
・参考になったブログ
3分割ノートを見たときになんか既視感があったのですが、マッキンゼーの空・雨・傘だったんだなぁとすごく納得。これは習慣化して、思考を深めていきたい。
実際にどのように実践してノートに記録しているかを記事にしたいと思っています