パラレルインベストメント

これから投資を考えている人、将来の資産形成に不安がある人のために情報を発信するブログです

あなたのお金も知らない間に投資されている?知っておくべき投資の事実①

こんにちは、スギヘイです。

前回の記事の最後にこんな事を書きました。

知らないだけで、実は自分のお金が間接的に投資をしている人が多いんです。知らないうちに自分のお金が運用されているなんて、なんか気持ち悪くないですか?

【初投稿】コンセプトは「お金の不安を解消するブログ」 - パラレルインベストメント

今回伝えたいのは、投資って意外と身近にあるんだよ。ってことです。

そのうちのひとつがみなさん必ず持っている銀行預金です。

以下で詳しくご説明します。

銀行の預金はなぜ利息がつくのか?

突然ですけど、銀行預金って預けておくだけで利息がついて(ほんのわずかですが)お金が増えますよね。

お恥ずかしいですが、金融を勉強するまでの高校生の僕は、これが不思議で仕方がなかったんです。

なぜ自然にお金が増えるのか?銀行にとってメリットあるの?銀行はどうやってお金増やしてるんだろう?

いつのタイミングかは忘れましたが、その仕組みが分かった時は衝撃を受けたと同時に、とても面白く感じました。

 

さて、銀行ってそもそもどんなビジネスなのか?

簡単に説明すれば、銀行は企業にお金を貸し、企業から利息(受取利息)をもらい、その一部を預金に利息(支払利息)として払っているビジネスです。

 

実際の時系列とは異なりますが、単純化すると以下のとおりです。

 

①銀行は私たちからお金を借ります

 <私たち視点>銀行に1万円を預金します

 一人1万円の預金で100人からお金を集め、銀行は100万円を持っている状態

②銀行は企業にお金を融資する

 銀行は集めた預金100万円を企業に貸します

③企業が銀行に借りた資金と利息を払います

 1か月後、企業は借りた100万と利息10万を銀行に返済します

④銀行は利息から1万を引いた9万を預金した人に分配します

 <私たち視点>預金に利息(9万円÷100人=900円/人)がつきます

 

ざっとこんな感じで預金には利息がついているのですが、私たち視点では預けているだけでお金が増えるように見えているんです。

 

銀行は私たちから預金を集めて、企業に融資して利息をもらい、利息を預金者へ支払う。残った利息が銀行の収益となる。これが銀行の基本的なビジネスモデルです。

銀行預金は100%安全なのか?

よく銀行の預金は安全だから投資より貯金という方がいますが、あくまで銀行預金はリスクが限りなく低いだけで、100%安全ではありません。

さっきの②と③を見てください。

ここで仮に融資を受けた企業が潰れたり、業績不信で利息が返せないどころか、元本(100万円)を全額返せない状態になったらどうでしょうか。

銀行が集めた100万円が返ってこないので、銀行の預金がゼロになります。

ということは、私たちの預けた1万円がゼロになるということです。

(実際は上限付きで預金は保証されていますが単純化するとこんなイメージです。)

 

私たちが預けた預金が実は企業に投資され、そのリターンを預金の利息として受け取っているという仕組みを知ったときはとても衝撃を受けました。

先述のとおり、自分は大学に入るまで正直この仕組みを知りませんでした。

人によっては、両親や周りの人から教えてもらったり、自分で調べて気づいたり、ニュースや情報番組で知ったりと、知る機会があれば「当たり前の情報」かもしれません。

ただ、機会がないとこんな大事なことを知らないまま過ごすという可能性もあったと思うと、自分はとても恐怖を感じました。

恐怖とともに、なんでこんなに重要なことを学校で教えてくれないんだと怒りに近いものを覚えました。

驚くべきことに、このような仕組みやお金に関する知識をアメリカの小学生はみんな知っているんです。それは日本が金融教育を義務教育のカリキュラムに入れていないのが主因だとよく言われています。

繰り返しですが、残念ながら日本ではお金に関する知識は触れる機会が少ないのが現状です。そのため、将来の資産に対して、漠然とした不安を持つ方が多いかと考えています。そんな方の少しでも力になれるような情報を発信したいと思っています。

(ついつい長くなってしまった…マジレスなげーよ)

融資と投資は違うのでは?

 いい質問ですねw 確かに、投資と融資は違うと思います。先ほどのカッコにある保証というのがひとつミソでもあります。

ただ、また詳しく記事にする予定ですが、銀行が企業に融資するというビジネスモデルが近年変化して、実は企業ではなく、あるものに投資をして利息を得ているのが現状です。

 今回は身近にあるという点をお伝えしたかったため、本来の銀行の収益構造を説明したのでそのあたりは深く突っ込まないでくださいw

 銀行以外にも間接的に投資しているケースは?

まだあります。銀行のケースだけで想定以上に長くなってしまったので、他のケースは次回に更新しますのでお楽しみに。

 

 編集後記:

文章だけだと分かりづらいし、見づらいのでもっと図を入れたいな。

手書きでもいいから図を入れていこうかな。

 

 

【初投稿】コンセプトは「お金の不安を解消するブログ」

はじめまして、スギヘイです。

今日は初投稿なので、簡単な自己紹介とこのブログはどんなブログか?について書こうと思います。

プロフィール

名前:sugi

年齢:20代後半

職業:証券会社⇒コンサル

趣味:読書・フットサル

興味関心:経済、金融、マーケット、PDCA、A4メモ、ほぼ日、筋トレ、おいしい料理、日本酒、甘党、excelVBA)、python、アニメ

どんなブログか?

一言でいうと「お金の不安をなくすための情報を発信する」ブログにしたいと思っています。

報道ではよく「老後には何千万円の貯蓄が必要」とか「年金は将来あてにならない」とかいわれてます。

確かに貯蓄は必要ですし、資産はたくさんあったほうがいいですよね。

じゃあどうやって資産を形成するのか、増やしていくのか?
増やしたいとは思いつつも、どうやって増やせばいいかわからなくてもやもやしている人が自分の周りでも多いです。

お金を増やす=投資=株?
でも、投資はギャンブルでよくわからないから、頑張って働いて給料稼いで、節約して貯金をコツコツためていくしかない。

大学以前の僕はこの考えでした。

しかし、大学で金融に興味を持ち、いろいろ調べていくと
投資はギャンブルとは全く異なるものであり、きちんと勉強すればお金を増やすことが可能になるツール であると知りました。

運用方法によってはリスクは減らしつつ、預金以上のリターンを得ることも可能です。 ただし、ノーリスクでハイリターンみたいなおいしいものは残念ながらありません。

自分がどれくらい増やしたいのか?どれくらいのリスクなら大丈夫なのか?
をしっかりと考える必要があります。

  • リスクはとりたくない、預金でほぼノーリスクノーリターンでいきたい

  • リスクは少しとりたいけど、どんな運用があるかわからない

  • 将来のお金増やしたいので余裕の資金で少しリスクとってみたい

上のようにリスクがどれくらいとれるのかは、状況や考え方で個人差があると思います。

そこで、このブログでは、

お金の増やし方(資産運用)とそのリスクを紹介し、自分に合った運用を見つけ、資産形成に向きあうための材料

を読者の皆様へ提供したいと考えています。

  

今考えているコンテンツは

  • どんな運用方法があるのか

  • 自分の許容リスクがどれくらいか (いずれはリスク許容度診断みたいなもの作りたいですね)

を中心に、経済・金融に関する情報やライフハックなども取り上げていきたいと考えてます。

そのほか趣味や興味・関心をはじめ、日々の出来事もつらつらと書いていきますが、よろしくお願いします。

  

(次回以降の記事で紹介しますが、「自分は投資とまったく関係ない」って思う方がたくさんいると思います。昔の自分もそうでした。ただ、知らないだけで、実は自分のお金が間接的に投資をしている人が多いんです。知らないうちに自分のお金が運用されているなんて、なんか気持ち悪くないですか?自分はそれを知った時に衝撃を受け、金融についてもっと知りたいと思いました。そんな方々にもこのブログを読んでいただきたいと思います。)